今日で東日本の地震から13年になります。
もうそんなに経つのかと。。
最近になって、南海トラフについての議論が活発になっています。
30年以内に80%の確率で起きるなんてセンセーショナルな情報に絶望が胸をよぎります。
政府は80%という確率を元に政策を進めているということ。
それは全く疑問には思っていませんでした。
今までは。
でもその確率が違っていたら?
そんな主張をする人もいることを知りました。
もしかしてその確率は20%かもしれないと。
専門家は低い確率を打ち出しているにも関わらず、政府は高い確率をチョイスしました。
これは仕方ないことかもしれません。
もし本当に起きたら、「なぜ十分な対策を取らなかった?」「低く見積もった責任を取れ!」となるでしょう。
高い確率で政策を進めて何もなかった方が政府としては都合がいいのです。
もちろん政府の都合とは別に、備えすぎて悪いことはないということは私たちにも必要なことだと思っています。
ただ、備えすぎや防災利権に走ることは間違っていると思います。
あまりに備えすぎると生活しにくくなります。
いつくるかわからないことの備えで生活が不便になったり、他のことにお金が使えなくなってしまうことは避けなければなりません。
備えに使うお金と、生活に使うお金のバランスを決めていく必要はあると思います。
予算をあまり使わずにできることはたくさんあります。
人と人との連携、防災マップの拡充、防災訓練、有事には避難所になる施設、建物の拡充など、人の動きからの視点で災害に備えることに軸足を置いてほしいと思います。